itojun氏
blogで彼の業績をたたえる人がたたない事を見るまでもなく、彼は相当な業績をたたき出したのは紛れもない事実で、ま、それは私がどうこう言う話ではないのですが。
惜しむらくは、彼自身が自分を能力を活かす場に置けなかったことではないかと思うのです。
そういう意味でも、彼は典型的日本人だったんだな、と。
Interop(当時はN+Iでしたが)で一度だけ名刺交換をさせていただいたことを覚えていますが、
控えめで、いやみもなく、名刺をもらうまでその人と気づくことはありませんでした。
「自分の生き様はコードで表現するのだ」と彼が言っていたかどうかは私は知りませんが、
そんな生き方をしてきた彼ではなかったかと思うのですね。
しかし、惜しい人をなくしたものです。
読んだことはないのだけど、この書名を思い出してしまいました。
人間を幸福にしない日本というシステム
ps
彼も逝去もショックだけど、うちの会社で彼の名を知ってる人間がいないと言うのも...ショックですなぁ。